静岡県/伊豆の林道Ⅱ・長九郎山周辺_’22-12-4

前回に引き続き伊豆の林道探索プロジェクトの第2回目、今回の舞台は西伊豆町の長九郎山周辺だ
このエリアには知る人ぞ知る広大な林道網があるが、御多分に漏れずことごとくゲート閉鎖されている

なお林道浪漫さんが歩きで踏破されており(記事リンク
まずはその西側半部を探索してみることにする

いきなりだがカンス林道ゲートから 地理院地図 Google マップ     伊豆お決まりのナンバー錠

ここはStreet Viewがあるが現在はこの様にグレードアップされている
これについてはトリKさん記事にて確認済みだったが、それを知らずにいきなりこれを目にしたらショックが大きかったと思う
トリKさん、ありがとうございました (^O^)

構造は伊豆の林道を調べるとよく目にする、この様に人が抜けられるように一部が広がっているものだ


サイズは横:40㎝、                         縦:105㎝


反対側もこの様にスペースがある                   幅:45㎝

こちら側を空ける必要はないと思うが、少しでも寛容なのはありがたいw
正直、ゲート隙間の縦寸法が気になり抜けられるか自信がなかったが、こちらの隙間であれば何とか行けそうと考えていた
再びトリKさん、ありがとうございました (^O^)

ちなみに看板の向こう側はパイプが張り出しており崖なので不可

さてどうしたもんか、と思い悩んでいると いつの間にかサーロンが・・・w
と、ここで急に意識がなくなった・・・

ふと気づいた時にサーロンはゲートの向こうにいた
今年6月の丹生川ダム以来のスタンド能力出現であった・・・w
ということでここからは”やむなく出口を探しに林道を進むしかなくなった”
というテイでご覧ください。w

すぐにダートになる

よく使われているようでフラットだ

標石があった

超フラットになったり

広場があったり.

一部舗装があるが

500mほどでダートに戻る

開けており実に走りやすい

整然と立ち並ぶ杉の中を気持ちよく進む

一部やや荒れるがこの程度

再び舗装を挟み、

石畳のようなところもあり

分岐が近づくと表示があった
ここから先は長九郎林道支線

裏にはカンス林道、ここまでがカンス林道ということだ

200mほど進むと分岐に到着 地理院地図

左側は池代林道で下ってゆくと橋ゲートがある

右折して長九郎林道を進む
こちらもフラットで走りやすい

町界の八瀬峠に到着  地理院地図
ここまでが松崎町でこの先は西伊豆町になる
何やら峠の先が開けているぞ・・・

おー!これは素晴らしい眺望だ! (・∀・)ⅴ

奥に見えるのは田子の浦港と思われる

こちらは沼津方面

南アルプスも見えた

峠から少し下った所からも眺望あり

これは清水港あたりか

少し進むと舗装出現 (- -;)

結構長く感じた
1kmちょっとでダートに戻る

やれやれと思っていたらまた舗装! ヽ(`Д´)ノ 

こちらは300mほどですぐ終わった

が、最近施工されたようで今後も延伸の気配がする・・・┐(´д`)┌

路肩/法面崩れなど危な気なところはまったく無く、落石も無しで安心して走れる
勾配も緩く走りやすい

唯一の大規模修復箇所

あまりに走りやすくて少し飽きるが
先週大変な目にあったのでやはり安心して走れるほうが良い

日の当たる所だけコケが生えて緑色
こういうちょっとした変化も楽しい

峠が近づくと何やら工事の雰囲気が、

長九郎(猿山)林専道新設工事! (゚o゚)

今日は日曜なので人の気配はない

諸坪峠に到着  地理院地図
長九郎林道起点看板があった

新設林道が気になるがまずは逆の西方向へ
ちなみに走行距離21㎞、バッテリー残45%なのでここで引き返すことにする
最低限この峠までは行きたかったので満足、先週と同じ過ちは絶対にしたくないw
なのでちょっとだけ様子見

こちらは白川林道というらしい  下って行った先には橋ゲートがある
ずっとフラットな感じを確認して峠に戻る

では東側へ

いざ長九郎(猿山)林専道へ! (・∀・)ⅴ

まさに削りたてといった感じ

200mほどで終点となった

斜面内部はこの様になっているのだね
岩があることで山肌が保持され、また岩に沿って水が浸み込み 山全体で水を蓄えている

先が気になるので歩いて確認

振り返っての図

伐採された斜面が続く

その先も伐採跡が見える 向こうの山は猿山
おそらく地図の点線登山道に沿って伸ばしてゆくと思われる
この先どうなってゆくのか楽しみだ

東側には眺望が広がる

風車が見えた 先週行った三筋山の風力発電だ

最後に峠の東側へ続く道の確認 こちらは荻ノ入林道というらしい
この先は河津町となる

二重チェーンの下側は路盤に繋がれている
ゲートが今よりも緩かった時代のバイク対策と思われるが
支柱側のクリアランスはくぐり抜けるのに十分だと思うので意味なしかw
まぁ現時点でここに来られる車両(モンキー/ポッケ/MTB等)にとっては無意味だが。

ダブルナンバー錠

こちら側はワイヤー封鎖
この狭さだとサーロンでも困難(秘技ウイリーなら通用するかw)

反対側は傾斜がキツイがサーロンなら行けそう
ちなみにここから先のエリアは次回以降に持ち越しとする
反対側から登ってくるのが楽しみだw


では長九郎林道を戻ろう

林道名物 切通し

所々少し荒れるので楽しく走れる
この長九郎林道は今まで走った林道の中でも上位に入るくらい、実に満足度の高い道だった
是非ともセローで走ってみたいが残念なところ (ナンバー錠なのでどうにかなる気はするがw)

舗装を挟みつつ ┐(´д`)┌

八瀬峠付近の眺望を堪能し、


池代林道分岐に戻った  地理院地図
ここで走行距離32.2㎞、バッテリー残17%  寄り道する余裕はないので左折する

一部舗装を挟みつつ進む


ゲートに帰還
さてどうしたものかと思っていると、また急に意識がなくなった・・・

気付いた時にはサーロンはゲートの外へ  再びスタンド能力が発動したようだw
何はともあれ出られたのは良かった


ここから東へ上ると大鍋峠へ至る トリKさん記事
なお峠から南に伸びる池代林専道は林道ロマンさんが走破されている 記事リンク


ということで本日の探索はこれにて終了
ここで走行距離38.6㎞、バッテリー残5%
この先デポ地まで下りなので問題ない  バッテリーを使い切れたので満足だ




探索後記:
伊豆の林道探索プロジェクト第2回目、
とても走りやすく満足度の高い林道を楽しめて、先週の悪夢を振り払うことができ良かった。

新設林道を確認できたのは収穫であった。これぞ実走調査の意義!
こういうのがあるから未知の林道へ足を踏み入れたくなるのだ

なお次回は本日宿題となったエリアの予定なので乞うご期待w

コメント一覧

  1. カンス林道の記事は嬉しいです
    自分が行けない腹いせに写真を載せたのが役立って良かったです
    こんなに綺麗な道なら開放しても問題ないのでは?意地悪だなー
    長九郎林道はいい道ですね。何とかして行きたいものです

    • >トリKさん
      あのゲートは遠目の写真は結構ありますが近くで撮ったものが見当たらなかったので
      事前計画段階でとても参考になりました。(^^)
      閉鎖はやっぱり不法投棄防止のためなのでしょうね~

      長九郎は走りやすいですし途中の眺望もあるので良い道です!
      ナンバー錠を攻略すれば活路が見いだされるかも・・・w

    • 遠地探査お疲れ様です!

      おおっ!素晴らしい林道ではないですか~(^^)/
      凄く整備されていて、岐阜長野より予算が有るのでしょうか?
      やはり、海が見えるのが伊豆らしいですね!
      オンロードはスカイラインを何度か行きましたが、
      やはり林道が良いですね!
      ゲートと鍵の詳細レポート有難うございますm(_ _)m
      自分はこのタイプのナンバー錠なら・・・以下自粛(笑)
      これ入れたらアフツイでも行けそうですね!

      • >ザビエルさん
        そうなんです!バリバリ現役のようでとても走りやすかったです(^^)
        前回に続いて海が見えたのが最高でしたね!

        新設の林道もありますから予算に余裕があるようですね
        ここはビッグOFFでも楽しめそうなので何とかしたいところです~
        あのナンバー錠、試しにいじってみましたが 数字の出っ張りの部分がゆるくて
        ボタン同士が近いので自分には攻略難しかったですw
        機会がありましたら是非TRYしてみてください(^^)/

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