ここ最近異様な高温が続くので試しにミカボの様子見にでも行ってみるか
ということでセローで出撃(大桁山以来3週間ぶりの稼働)
その前にまずはお気に入りの稲含支線(仮)の現状確認から
先に結果を言ってしまうと、下図の様に通り抜け不可だった・・・
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分岐A 地理院地図
“桑本の水”の小さな緑看板を左側へ進む
ひび割れた古い舗装から、
ダート開始 なかなか良い路面状態
と、橋を渡った先で大規模路盤流出!(゚o゚)
奥の沢からの流れで浸食され一気に落ちたようだ(右側のとんでもない大きさの岩もインパクトあり)
この道は以前紹介した稲含高倉線へつながっている
前回通り抜けたのは2019年の19号台風以前なのでおそらくそれによる崩落だろう
残った路盤の上から見た図
かつてはセローの居る所へ道はつながっていた
その先は道が残っている
この舗装のつづら折り区間は以前からゴロ石が散在する難所だったので
ヤラれるとしたらこの区間かな・・・と思っていたが、予想が的中してしまった(- -;)
辛うじて路肩というか斜面が残っているので
こちら側からなら降りられそうだが、サーロンで何とか行けるか、という斜度 (((( ;゚д゚))))
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引き返す途中の分岐
左側へ入ってみる(地図中の赤点線)
すぐにこんな感じ 廃林道です
その先も道は続いている
この道は反対側のE地点から2回通り抜けたことがあり
前回は4、5年前だったがかなりの荒れ具合で必死に下って来た記憶がある
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稲含支線(仮)を退出し次の作業道へ B地点
こちらもお気に入りの道 青倉線(仮) と命名する
ここも久しぶりなので19号台風の影響がどの程度か心配していたが
幸いこちらは以前の状態が保たれている (・∀・)ⅴ
路肩が枝払いされており地元民が手入れしているようだ、ありがたい (´∀`*)
そしてお楽しみの登り区間開始!
但し四輪のトレッド部は浅めのクレバスになっており
センターは落ち葉でふかふかなのでトラクションがかかりづらい 左側は崖なので要注意だ
つづら折り開始 この部分は難所にはなっていないので助かった (´∀`*)
そうそうこの雰囲気が最高なのだ (^O^)
それとやはり林道を楽しむにはセローに限るな~
これ1台で走っていた時はパワー不足だとか文句言ってたが、BERSYSと比べていかにセローが優秀かということがよく分かる
やがてカラマツに変わり、
ストレートを抜けると
分岐Cに出る ここだけ舗装
本線は左方向だが試しに右折してみると、
なかなかいい感じ (・∀・)ⅴ
やがて開けた場所に出る D地点
この先も道は続いているようだが廃道化しているのでここで引き返す
分岐Cに戻り本線を進む
七久保橋倉線に出た この辺り
左折してミカボへ向かう
ほどなくしてE地点
以前は引っ掛けてあるだけだったが施錠されている
桑本林専道の標柱 延長920mと書かれているが
この距離は赤点線の半分ほど その辺で舗装が終わった記憶がある
但し舗装と言っても落石多数、その先も難所多数 (((( ;゚д゚))))
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七久保橋倉線は走りやすい道だがここも19号台風でダメージを受け
最近修復完了し通り抜けできるようになった
眺望ポイント
この伐採地点は先ほどのD地点
ミカボが近づくにつれて雪が目立ってきた
轍の部分は解け始めているがグリップしないで左側の落ち葉がある所を使ってクリアした
ミカボスーパー林道へ出た 地理院地図 Google マップ
他にもいくつか残雪があったが、辛うじてタイヤ1本分路面が出ており通過できた
まずは右折して八倉峠へ向かう ちなみにここに長いこと置かれていたガードは八倉峠へ移動された
予想通りというか全く雪が無い!(゚o゚)
八倉峠お立ち台にて
霞みつつも妙義山を望む
周辺案内図
緑色で書かれている林道のうち、ダートは稲含高倉線のみ ┐(´д`)┌
ではミカボのダートへGO!(・∀・)ⅴ
冬季閉鎖中ではあるがガードの類は無い
ご覧の通り、雪は無し
登り切ると雪がチラホラと
日が当たらない所はこんな感じだが轍が溶けているので普通に進める
但し足元がドロドロになる (- -;)
大部分はいつものフラットダート
お気に入りの緩斜面もこの通り (^O^)
だが一部こういう所もあり。
幅員があるので左の路肩で進む
と、ここでバス登場! これには驚いた (゚o゚)
以前何の変哲もないカローラは見たことがあるがこの大きさの車両は初めてだ
何かあったら転回もできないだろう
たぶん状況を知っている走りなれた地元民なのだろうが・・・
その後も同じ様な場所がいくつかあったが
轍が溶けているので進めた
管理棟に到着 冬季閉鎖中
実は雪が無いことはみかぼ森林公園Facebook で確認済みだった
山の神の丘展望台付近のこの場所も、以前4駆SUVで来たことがあり
かなりの積雪があった記憶があるがこの通り・・・
3月もまだ半分過ぎていないのにこの状況とは驚きだ
折角なので展望台から
この双眼鏡は無料なのでこころおきなく眺めてくださいw
でもあまり夢中になりすぎるといつの間にか後ろに真っ黒な山の主がいるかもしれないのでご注意をw
やはり霞んでいる、澄んでいると絶景なのだがね
MAX40倍ズームで何とか高崎市庁が撮れた
その手前の少し低い建物は、2年程前に骨折した時に入院していた病院w
出口付近
途中で引き返すつもりで来たのだが難なく通り抜けた 参考までに去年の春の様子(4/2撮影)
名無村線は入口の様子だけ確認 地理院地図
ここは来週にでも視察するとして稲含高倉線へ向かう
その途中、いつものショートカット 那須林道へ 地理院地図 Googlemap
本線は左方向だが、直進方向の作業道へ
ダートに見えるが実は舗装
と言っても枝葉の堆積で実質ダート
稲含高倉線へ接続 地理院地図
甘楽町側の退屈なコンクリ舗装を延々と登り、
町界の茂垣峠(もがきとうげ)に到着
この先 下仁田町側のダートが楽しいのだ
この眺望ポイントも霞んでいる・・・
相変わらず実に爽快な道だ
ここも19号台風でクレバスだらけになったが
修復され元通りのフラットダートになった
F分岐を左へ入り稲含支線(仮)へ向かう
G地点 以前ゲートがあった場所だが
おそらく大雨後の大規模修復時にゲートは撤去された
ここから稲含支線(仮)開始!
久しぶりだが良い雰囲気だねー (^O^)
通り抜けできないと分かってはいるが、地元ライダーとして状況把握の責務があるのです!
おっと標柱が!今まで目に入らなかった
稲含(栗山)林道起点 延長460m、 なんでこんな途中にあるのか?
すぐに終点
この2つの標柱は意味不明・・・
こんな広場もあり
また標柱が! 桑本保安管理道?
まぁいい、自分的には稲含支線(仮)でいかせてもらうw
そしてヘアピンを抜けた所で路盤流出、ジエンドとなった・・・orz
落ち葉の堆積で分からないが、実際には足を踏み入れるとスボっとハマる
くらいの深さがあり、バイクはおろかサーロンでもキビシイ
この先もずっと楽しい道が続くのだが多分直さないだろうね
ということで大切なお気に入りの林道が廃道化の運命に・・・、実に残念だ ┐(´д`)┌
引き返してきてG地点付近から稲含高倉線を望む
H地点
あれ?ここはまだダートだったはずだが・・・、それよりこの舗装の新しさ(- -;)
そう、どうやら魔の工事が開始されたようで200mほど延伸していた
去年の春は無かったのでごく最近の模様 う~ん、今日は嫌な光景が多いな・・・
最後は稲含高倉線起点にて 地理院地図
これにて本日の視察は終了
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おまけ:道の駅 みょうぎ にて 満開の河津桜
高崎方向
妙義山とのツーショット
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視察後記:
この時期にミカボを通り抜けできたのは良い体験だった
稲含支線(仮)のダメージはショックだった
”林道は通れるうちに通っておく”を実感した ということで、
「いつまでも あると思うな 親と金と林道」ですw
コメント一覧
探査お疲れ様です
今年は寒い冬でしたが、意外と積雪量は大した事が無かったみたいですね!
自分も、岐阜郡上八幡辺りの林道偵察に行きましたが、雪が全く無くてびっくりでした。
雪解けなのか毎度お馴染みの泥だらけに成りまして、汚くてコンビニにも入れませんが(笑)
冒頭の崩落は、現地実際に見たら迫力有るでしょうね~(^^)/
しかし群馬県舐めてました~展望の良い爽やか林道だらけで、羨ましいです。
Kさん冬がメインの静岡も林道天国ですが、展望ではそれを上回るかと・・・
やはり馴染みの林道が崩落、舗装化は本当に辛いですね(*_*)
ザビエルさん
今年は2月中旬以降、ほとんど降らなかったみたいです
岐阜方面も少なかったのですね
確かに雪が無いのはよいのですがドロドロになるのは困りますねー
あの崩落地点は結構なインパクトがありました
舗装区間なのでしっかりしている様な印象があったのですが
見ての通りコンクリを敷いただけなのですよね・・・
こちらの山は起伏があって伐採地点のおかげで眺望の良い所がありますね
次回はさらに素晴らしい眺望があるのでお楽しみにw
ミカボって距離があって楽しいエリアだということが分かりますね
それにしても、ほんとに雪がなくてびっくりしました
ここ群馬ですよね?
降雪が少なかったのか、それとも近日の高温で解けたのか・・
あれだけ振りまくってニュースにもたくさん出たみなかみ町も
解け始めているのでしょうか
「そうそうこの雰囲気が最高なのだ」の写真はとても良いです
緩やかに曲がって真っ直ぐに続く道。ぞくぞくします(*^^*)
名無村線は前回行かなかった事を後悔していて気になっています
次回の記事を待ってます
この周辺も舗装化ヤバいですね
「H地点」の写真で吐きそうになりました(~_~)
トリKさん
ミカボは本線が有名過ぎるのですが、地元民の私からすると周辺の林道の方が楽しく、
それがあってこその”ミカボスーパー”なのです!
群馬と言っても南部はほとんど雪降らないのですが、
例年ミカボは春まで雪に埋もれているはずなのに今年は特に少なかったようです
ライブカメラで見るとみなかみ町を始め、草津や万座も雪が残っていない!
こうなると万沢や秋鹿ももう走れるかもしれませんねw
青倉線(仮)のすばらしさは分かって頂けると思っていました(^^)
名無村線は近いうちに様子見に行きます、崩落の程度が気になりますので。
稲含高倉線はクレバスだらけだったのをきれいに直したばかりなので
また荒れる前に少しでも舗装化を進めておこう、という様子です ヤバイ・・・