いきなりだが林道東山線入口からスタートする。地理院地図 googlemap
この林道は3年前にアフリカで途中から入ったことがある。記事リンク
確かここも19号台風による崩落があり通り抜け不可だったが
最近手直し完了の情報を入手したので向かった。

序盤は超絶フラットが続く。

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北沢線分岐 地理院地図

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こんな感じの路面がずっと続く。コーナーでは滑り易いし正直飽きてくる。

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南沢線分岐 地理院地図

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所沢線分岐、アフリカの時はここから入った。

路面的には飽きるがフルスロットルできるのは良し。


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中村線分岐 地理院地図

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有名なヌタ場。ここは端を通るより水たまりを通過する方が楽だ。

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釜の沢線分岐 地理院地図

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ここが林道浪漫さん記事↓にあった最大の崩落地点。

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やがて向きを変え南下する区間に入ると開けてくる。


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お次は田口十国峠線だ。入口→ 地理院地図
ここは去年も走っているが、ちょうどこの辺りで燃料警告灯が点いて焦ったのだよな。記事リンク

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反対側へ東進するのは滝ヶ沢林道。

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「日本で一番海(海岸線)から 遠い地点」へ行けるようだ。
こういうスポットがあるから“グンマー帝国”とか言われるんだよなw(地点自体はギリ長野側だが)

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グリーンの湖面がきれいな雨川ダムわきを進む。

ここもとにかくフラットダートが続く。
なおこの林道は最近完抜きになったので地理院地図には載っておらず、これ以降は航空写真で確認頂きたい。


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開けているので時々展望がある。

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橋の先分岐は左折する。(道なりに右へ進む(西進)のは赤谷線)
なおこの橋の少し手前にも分岐があるので間違わないように。

とにかくフラットフラット・・・

いい感じだねぇ~

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県108に出た。この地点

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まずはこのまま県道を進み余地ダムへ向かう。
バリケード右脇を抜け余地峠へ。

序盤は落ち着いた路面が続き楽しく走れる。


沢渡りもある。やや傾斜があるので慎重に通過。

やがて登りになると荒れてくる。ここがまた適度な荒れで楽しい!
前回初めて来た時は疲労もありかなり緊張しながら登ったことを思い出す。

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余地峠に到着。

ここから先は自然土が続く、この林道で一番楽しい区間の始まりだ!

やがて分岐になるがここは右折する。ちなみに左折すると、

すぐこのような多目的広場がある。w

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本線に戻る、いい雰囲気だなぁ~

林道余地線・終点の看板があった。この辺り

そして例の崩落地点に着いた。この辺り そう!あと少しで林道大上線に出られる位置なのだ・・・
ここに初めて来たのは去年6月(記事リンク)だが状況に変化は無いようだ
その時は疲労により全く写真を撮っていなかったので、歩きで様子を見てみる

沢の先には重機を使ったと思われる盛土がある。
おそらく今後増水した時に道路へ水が流れるのを防ぐためだろう。
そしてその先には・・・

このように派手な路盤流出となっている。

杭にはあの19号台風によることが書かれている。

ふと下を見ると何やら道が見える、これは去年は無かった。

おー、修復工事が開始されたんだなと思った、この時は。
(この道が林道大上線であることは後で分かります)

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では引き返すとしよう。この区間は本当に楽しい!




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峠を越えて下ってゆく。

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余地ダムに立ち寄ってみる。



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続いて先ほどの田口十国峠線の続きだ。入口→ 地理院地図 googlemap
今日は試しに板石山の採石場へ行ってみる。
いい眺めだねー


八ヶ岳がきれいに見えた。


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採石場を後にし下った先の分岐は左折する。

この区間もフラットだ。

舗装の灰立沢線に出た後はR299へ下り十石峠へ方面へ東進する。

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途中、林道大上線の古谷ダム側入口復旧工事状況を確認すると・・・
おー!復旧完了している!これには思わず声が出たw


ここは谷が深く大規模な長期工事が予想されたのだが、こんなに早く完了するとは思わなかった。
工事関係者の皆様、ありがとうございました。
ちなみにここの確認は後ほど大きな意味を持つことになる・・・

実は帰宅後にgoogleSVで確認してみたら去年12月時点で既に工事完了していたようだ。
下の写真の状態から半年以内でここまで仕上げるのは大したもんだと感心した。
参考:去年6月の状況↓

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R299を進み十山線に入る。入口→ 地理院地図 googlemap

ここは去年初めて来た(記事リンク)のだが、その時は工事着手前だったのでチェーン閉鎖されており脇を抜けられた


ここは前回引き返した崩落地点だが復旧完了していた!よしこれで先に進める。

しかし少し進むと工事車両が見えてきた。この先にも手直ししている場所があるようだ。

残念ながら今回も栂峠まで行けなかったが工期は今月末までなのでまた後日来るとしよう。
十山線を退出した真向かいには大野沢線の入口がある。
すぐ先にプレハブ事務所と車両が見えた。

この林道で大上線へ抜けようという魂胆があったが、多分𠮟られるので断念する。
というか先ほどの入口復旧完了を確認済みなので無理なアタックは無用だ。
脇はガードレール・ポール・看板支柱の位置が絶妙なので一筋縄ではいかない。
やるとしたらスイッチバック戦法かw(だがそれも不要なのは後で分かる)

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大上線へ行く前に十石峠付近の探索へ向かう。
この道は何年も閉鎖が続いていたが先日久しぶりの開通となり
群馬側から走ってくる車両(特にバイク)が多い。
ただ個人的にはぶどう峠の方が使い勝手が良いので早めの復旧が待たれる。(今もまだ通行止め)
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脇甘の曲久保線は入って間もなく工事車両が居て引き返す。

十石峠展望台。前回ここに来たは10年以上前の話だ。

すぐそばに十石峠林道入口がある。

脇は一見安易に見えるが傾斜がややキツイので思い切りが必要そうだ。


航空写真だとそれなりの長さの道が見えるが今回は見送り、後日の宿題とする。
峠の先を少しだけ進んでみた。なかなか良い景色。


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引き返し本題の大上線に入る。ほどなくしてユンボが見えてきた。

これは抜けられないだろうなーと思いつつ、近づくと・・・
何と!ギリギリバイクが抜けられるように停めてある!
バイク封じするならもっと間隔を詰めればよいだけだがあえてスペースを空けてある感じだ。

ということで無事通過、工事の方ありがとうございました!

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そして大野沢線の入口。地理院地図

チェーンゲート脇を通過。


第1崩落地点、脇を通過可能。

倒木登場、細く見えるが実際はそれなりに太さがある。

今日はいつもの折り畳みノコではなく、刃先分離タイプのメインウェポンがあるw

途中まではガンガンいけるが、次第に木の重みで進まなくなる。
結局いろんな方向から切り進めて最後は思い切り蹴飛ばしで完了!

ここはくぐれる。

そして迎えた第2崩落地点

これは歩きでも困難だ。
R299側から無理にアタックしないでよかった!

ぶら下がる支柱、結構な深さに埋められているのだな。

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大上線に戻って少し進むと左手に田口十国峠線の看板がある。

実は当初こちらまで接続させる計画があったのだが完抜工事は中止になったらしい。
詳細は林道浪漫さん記事にてご確認のほど。
ほどなくして大上峠に到着。




佐久穂町と南牧村の境界ではっきりと舗装の区切りが見える。



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南牧村側を進むとこのような崩落地点がある。
土砂は一々取りのけず、均したこの状態で使ってゆくのだろう。



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南牧村 自然公園 キャンプ場近くに余地線入口がある。

少し進むとあの崩落地点反対側に着く。


大上線に戻って少し進むと最初に上から見下ろした時に確認した工事用道路に入れた。

一見するとこちら側から登ってゆく道を造れそうに見えるが
崖で相当な勾配があり無理がある。



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これは大上線の道路。ちょうどこのヘアピン箇所を横断するように土砂崩れがあったようだ。

2年ほど前に南牧村からアフリカで通り抜けようとした時に見た大規模な崩落地点だ。
その時はキャンプ場内の道で迂回し大上線へ復帰できたのだが
最後の最後、R299側出口の崩落でジエンドとなった経緯がある。
あそこから延々と引き返した時の無念さは大きかった・・・
下から見上げると水を通す設備が設置されている。

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無事県道へ出た後は東進する。途中の御荷鉾スーパー入口はスルー、ここを右折し大仁田ダムへ。

御荷鉾の西側ダート区間に入る。
中々良い看板だ、この先約7kmダートが楽しめるのだね、よしよしw




以前はもっと荒れていて楽しかったのだが、工事の影響か少し大人しくなっており少し残念。

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町界に到着。走りだすと7kmもあっという間なんだー。

ちょうどここには前から気になっていたタルノ沢線があるので入ってみる。

しばらくして残念ながら崩落あり。この南側には同じ名前の林道があるので
かつては繋がっていたのかもしれない。

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御荷鉾の舗装区間を進む。
伐採地からは対岸の道が見えた。


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この地点からは上野スカイブリッジが見えた。


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八倉峠に到着。今日は有名な撮影スポットの反対側に回り
人と同じことしても楽しくないでしょ!と、ツウぶってみるw


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お馴染みの安心フラットダートを進み・・・

みかぼ森林公園 管理棟に到着。
去年トリKさんが来た時(記事リンク)は閉まっており、残念がっていたご様子でしたので中を覗いてみよう!
(御荷鉾は何度も走っているがこの管理棟の中に入るのは今回が初めてだ)

建物内は木の良い香りがしている。


ここで興味深いものを発見、スーパー林道周辺の林道地図だ。(↑上の写真の壁に掲示されている)
おおっ!っと身を乗り出してしまったそこのあなた!
画像保存して拡大し気の済むまでじっくりと舐め回すようにご覧くださいw
でもあまり見つめ過ぎると地図に穴が開くかもしれないのでほどほどに。(←開くわけないw)
ただですね、水を差すようですみませんが、ここに載っている林道の
ほとんどが舗装(嫌な響きw)なのですよね、残念ながら。
なので不肖私めが知る限りの範囲でダート部分に黄色線を引いておきました。(御荷鉾本線のダート部は赤線)
この地図をタンクに貼って是非ダート巡りをどうぞw

注)二子山線↓は現在崩落中につき通り抜け不可(工事の手が入っている情報あり)

注)小梨峠↓も崩落があったようで現在通り抜けできるかは不明
(名無村線と東御荷鉾線はこちらの記事に掲載あり)

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ここで免責事項として一言、林道走行はすべて自己責任です。(いつものことですが)
私が薦めたからと言って、いついかなる場合でも誰もが安心して走れることを
保証するものではございません。
走行の際は慎重に細心の注意を払って頂くようお願い致します。
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ということで無事御荷鉾を退出。

この後、名無村線→カラカラ山作業道→草喰八丁河原線という
いつもの定番ルートも思い浮かんだが、さすがに今日はもうお腹いっぱいw
普通に県道を辿って帰路に着いた・・・。
コメント一覧
東山線から始まるフラットはこれだけずっと続くとさすがに飽きますね
余地峠付近の道の雰囲気は良いですね〜(^o^)
大崩落で抜けられないようですが、行ってみたいと思います
久しぶりに19号台風の杭を見ました。改めて強力な台風だったんだと思いました
みかぼ森林公園 管理棟の地図は見たかったです(T_T)
線名が完璧に網羅されています。すごいな〜良いな〜欲しいな〜
これの発行元はどこなのでしょう
画像ありがとうございます。もちろんダウンロードしました(^^)
>トリKさん
毎度です。
余地峠の道はオススメです、トリKさんも気に入ると思いますよ!
ピストンになっちゃいますが逆に往復楽しめて、田口十石峠の続きも
楽しめれば一石二鳥です。
19号台風の破壊力は大きかったですね、未だにぶどう峠が通行止めなのもあの台風のせいですから。
管理棟の地図は次回是非実物をご覧くださいね!
発行元は見ていなかったので今度行く時に見ておきますね。