先週かの有名な甲子林道を走りそれなりの満足感に浸っていた(´∀`*)
が、他にもガレ林道があった気がするな~っと思い巡らしていると、
そうだ、あそこが残っていたな!(・∀・)ⅴ と、思い出した。
というわけでいきなりだがまずは安ヶ森線から。
ちなみにトリKさんは4年前に走られている → 記事リンク
なお比較の為にトリKさん記事の写真を所々拝借させて頂きます。m(_ _)m
バリケードは固定されてないので四輪でも入れる 地理院地図 Google マップ
県境の安ヶ森峠までは舗装が続く
ここは4年前から手つかずのようだ
↓トリKさん記事より
舗装は退屈だが紅葉がきれいで眺めが良い
この倒木も当然放置プレーw
↓トリKさん記事より(4年前)
ここは倒木が増えていた
↓トリKさん記事より(4年前)
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県境の安ヶ森峠に到着 地理院地図
この先は福島県南会津町の町道鱒沢線になる
なお一般的にはこの鱒沢線と合わせて安ヶ森林道と呼ばれている
振り返っての図
県境の峠を境目に路面が変わる ← 林道あるあるまたしてもw
栃木側の山並み
では福島側へ
序盤は走りやすい
紅葉もきれいだ (^O^)
ここで四輪はアウト
かなりの時間が経っているようだ・・・
比較的新しい崩落もあった
そのすぐ先の沢
↓トリKさん記事より(4年前)
いやいや皆さん来てますね~(^O^)
こういうシングルトラックがワクワクする!
擁壁の裏がガラ空きだ
そしてここがトリKさんが断念して引き返した場所
4年前とあまり変わっていないようだ
↓トリKさん記事より(4年前)
ただしトリKさんの言う通りそれなりの斜度があるので十分下見のこと
↓トリKさん記事より(4年前)
抜けた後の図
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再び倒木が溜まった沢を渡る
これ自体は問題ないが、
そのすぐ先のプチヒルクライムが少々厄介
伝わらないがそれなりの斜度がある
問題はこの砂路面
一発で行かないとスタックしそう
これを越えると何とも平和なフラット区間になる
なかなかの色合いだね~ (´∀`*)
路肩崩れがあるので要注意
再び険しさが増してきた
・
そして有名な難所に到着 地理院地図 Google マップ
ここはトリKさんが2年前、福島側から来て引き返した場所 → 記事リンク
沢をまたぐ橋の上には倒木が山積しており 歩きでも困難な状態
橋の下は倒木でギッシリ!
橋自体は残っているが手前の路盤が無くなっている
橋の下が倒木で埋められたため、上からの水流が路面にまわり浸食してしまったようだ
橋の上からの図
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向こう岸からの図
↓トリKさん記事より(2年前) 少し倒木が減ったかな?
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全貌がつかめたのでいざ進軍開始 (・∀・)/
まず手前の坂を下りるのだが、
斜度がキツイので直接降下は危険
仮に降りたとしてもすぐ水たまりがあるのでそれを連続クリアする必要がある
よって走行ラインとしては青線の様に迂回するように降りる
ただし途中で180° ターンする必要があるのでバイクの場合、始めは後ろ向きでスイッチバックの要領で降りる → 参考動画
実際には見上げるような高さがある
石も埋まっているので要注意
・
その次はこの沢渡り
バイクの場合基本ストレートに行くことになるが深みがあるので要注意
カブやサーロンの様に力技で方向転換できる車両はこの様に迂回したほうが無難だ
ここであの時の沢渡りを思い出した → 記事リンク
振り返っての図
↓トリKさん記事より(2年前)
そして最大の難関がその先の急坂
ここは最初の坂よりも斜度がさらにキツイ
後半には岩が待ち受け、本線に上がる直前でラインが曲がる
という結構な難易度だ
上から見た図
はい、ということで何とかクリアした
まくれる危険があったので押して登ったが、当然リアは空転し必死に押し上げた感じだ 汗)
前述の動画で2台目はまくれてしまいバイクが上から降ってきている (((( ;゚д゚))))
他の3台は普通に登れているが実際にはそう簡単にはいかない難所
十分注意願いたい
・
では探索を続行する
十分な幅員があり、さっきの難所は何だったのだ? と思うくらい平和な道
でもすぐにこんな感じで
魅惑のシングルトラックw
沢沿いに気持ちよく進む (・∀・)ⅴ
こういう所は安易に通過しがちだが、思わぬ落とし穴があったりするので慎重に
と思えば四輪同士が楽に離合できるほどの幅員があったりする
そしてここが有名なV字溝
繰り返すが写真は傾斜が伝わらない
これだと少し伝わるかな
どちらから行っても一発でクリアしないと泣きを見るだろう、という斜度がある
ちなみに福島側から安ヶ森峠まで通り抜けを狙う場合、ここが楽々クリアできないとあの難所は無理だろう
そういうテストにもなる場所だ
↓トリKさん記事より(2年前)
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ということでヘタレの自分でもサーロンなので普通に通過し探索続行
渓流の風景がすばらしい・・・(^O^)
行く先には紅葉のトンネルが待っている、う~んたまらん!(・∀・)ⅴ
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ここで初めての橋を渡る 地理院地図
この辺りから路面は落ち着いてきて走りやすくなる
部分的にこの様にやや荒れの所もあるので注意
トンネルを通過 地理院地図
橋を渡り 地理院地図
そして通行止めバリケード
脇には余裕がある
地図上の鱒沢渓谷に着いた 地理院地図
もう少しでR352に出られるがここで十分なので引き返すことにする
安ヶ森峠からここまで一時間半ほど
残量は64% ずっと下りだったので当然だが これくらい残っていれば大丈夫だろう
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帰り道は逆方向から違った景色を楽しめる
トンネルの奥に
待ち受ける光景
この渓流沿いのロケーションが最高だね (^O^)
この区間は来年また紅葉の時期に来たいと思う
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何となく危うい地点
↓トリKさん記事より(2年前)
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ここは最も心配した場所
近いうちにすべて崩落してしまいそうだ (((( ;゚д゚))))
↓トリKさん記事より(2年前)
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丸太橋の面影が・・・
↓トリKさん記事より(2年前)
砂山地点
↓トリKさん記事より(2年前)
固く締まっているのでスタックすることはない
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難所に戻ってきた
まずはあの急坂を滑り落りるようにしてクリア
この先の登りはサーロンなら難関ではないが、
路面は脆いのでやはり一発で行く必要がある
途中方向転換してクリア
サーロンでもやや難儀するのでバイクだとかなり厳しいだろう
ま、ここに来ることはもうないだろうね
なおこちらの動画からここの難所具合がよく分かると思う
シリーズになっているので全編見ると参考になる
あとは気を付けて峠へ戻るだけ
残量も33%あるので大丈夫だろう
峠に着くまでは気が抜けない
これも紅葉がきれいだね~ (^O^)
なのだが崖の下は、
こんな感じ (((( ;゚д゚))))
プチヒルクライムを通過
岩場と紅葉のコラボw 最高の組合せ (・∀・)ⅴ
林道冥利に尽きるというものだ
向こうの道は今登ってきた道
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安ヶ森峠に帰還 ここに戻るのに2時間半ほどかかった
あの難所以外は普通に走れたので予想以上に早く戻ってこれた
では安ヶ森線を進もう
残量は17% この先ずっと下りなのでもう心配はない
往きはこの先何が待ち受けているかハラハラドキドキだったが
帰りは余裕で紅葉を楽しめる (´∀`*)
充実感たっぷりで下ってゆく
林道探索は目的達成後のこのビクトリーランがたまらないので病みつきになるw (・∀・)ⅴ
無事バリケードに帰還
経過時間は3時間、距離は約40kだった
おまけ:
前沢稲ヶ沢線は入口看板のみの確認 地理院地図 Google マップ
ここも結構荒れているようだがいつか探索してみたい
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探索後記:
前週に続いて紅葉のきれいな林道を走れてとても良かった。
念願だった安ヶ森林道を走破できたのが何よりだった。
あの難所について、ケガの恐れが高いので基本バイクはやめたほうがいいです。どうしても突破したい方は、
事前に十分トレーニングを積み 入念な準備(ロープ等)の上
必ず複数でスキルのある方達と 行くようにしてください。
いつものことだが 何があっても 100%自己責任 ですのでね。
鱒沢渓谷側は平和で走りやすいのでオススメです。
自分は来年また紅葉の時期に来たいです。そんなわけで皆さん、林道へ
紅葉を見に行こうよう!(爆)
コメント一覧
遠地探査お疲れ様です
いや~見事な紅葉写真ですね~素晴らしい!!
Kさんの記事写真の比較が新鮮で、とても興味深かったです(^^)/
難所を1人で行く勇気が凄いと思いました拍手!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
自分は最近用心をして、単独では無理をしなく成りました~
何回か地獄を見てかなりビビってます(笑
しかし、こう言う難所って、何故か写真だと本当に伝わり難いのが難点ですね・・・
>ザビエルさん
楽しんでいただけて良かったです^ー^
トリKさんの写真を使わせて頂き、木の葉の色づき変化が楽しめますね
難所は動画があがってたので参考になりました
サーロンだったので行く気になりましたがバイクだったら複数でも行かないと思います
私が骨折した時もそうでしたが林道はいつ何が起こるか分からないので
ソロの場合は慎重さが求められますね~
写真の件はその通り、傾斜が伝わらないのです!
難所の急坂はこれを本当にバイクで登ったのか?と驚きました(゜o゜)
トリKさんが引き返した地点も、記事を見るだけでは何となく行けそうに見えますが
上級者でなければ躊躇するレベルでしたー
探査お疲れ様でした。
安ヶ森林道は2007年の10月下旬に何も知らずに通り、林道あるって思って
湯西川温泉から、VRXでオンロードタイヤで通り抜けました。
その当時は、現在の状態ではなく、フラットで平穏な林道でした。
同じように紅葉が綺麗でいた寒かった記憶があります。
たしか、東日本大震災とその年の豪雨災害でそのあたりの林道が軒並み崩れたかと思います。
>goggleさん
情報ありがとうございます。ここもVRXでしたか!その当時はまだ管理されていたのですね~
確かトリKさん記事にもコメントされていてトリKさんがビックリしていましたね
県境超えの林道が他に2本あるのでこちらは見捨ててしまったようです・・・(T_T)
本当は田代山林道を開放してもらいたいです(サーロンだと行けそうだけどw)
GOOGLE SVにもある通り、管理されていて通行可能な状態だと思うのです。
以前は紅葉の時期など一時的に開放されていたこともあるようですので
ということで今やここは川俣檜枝岐林道の1本頼みなのですが
アクセス路が工事中なんですよね~・・
今昔、写真を比較すると面白いですね
これぞアーカイブの意義です(^O^)/
それに綺麗な写真がたくさん!
例の難所は自然に還りそうです
倒木が減っているのは自然に?それとも皆さんの土木作業かな?
V字溝の角度はよく覚えています
乗車でサーロンのパワーだけで上がれたのでしょうか?
登坂能力高い〜(@_@)
砂山地点は楽々通過されていますね
当時は歩きでしたが、路面が脆くてバイクだとスタック・滑落しそうでした
ある意味一番怖い箇所でした
今回、サーロンだとソロでも完抜け可能だと分かりましたが、
これはムンクさんのような林道経験者だからでしょうね
これほどの悪路なら記事に載っていない小技が駆使されているはずです
ムンクさんの言うとおりバイクなら絶対複数でしょうね
>トリKさん ありがとうございます。
今回はトリKさんの写真を使わせて頂いたおかげでより楽しめる記事にできました!
あの難所はそうですね、今は辛うじてラインがありますが
そのうち大雨が来たら本当に歩きでしか無理になりそうです・・・(--;)
そうなる前に通過できたのは幸運でした。
V字溝は乗車で上がれました(・∀・)V
サーロンは軽いうえにトルクがあるので下手な自分でも結構イケちゃいますw
でもバイクだったらやはり躊躇したと思います
砂山地点は先人達のおかげでラインが踏み固められており怖くはなかったですね
難所の急坂は紙一重でした、濡れていたら多分登れなかったと思います
あとはこの時期なので落ち葉で路面が覆われており何が隠れているか分からないので
ライン取りには慎重さが求められました。
こういった辺りの感覚はそれまでの経験がモノを言うのでしょうね~^^