長野県/松本市 林道蝶ヶ原線・駒越林道_’24-5-11

前回からの続き:
大洞線の次に向かったのはこちら  地理院地図 Google MAP
現在時刻15時 実はこの約2時間後になんとgoggleさんがこの保福寺峠を通ったとのこと (゚o゚) ニアミスでした~w

林道蝶ヶ原線
トリKさんが言っていた味のある看板は健在 (・∀・)ⅴ (トリKさんの記事はこちら

この道は2回目で、前回は16年前の2008年に反対側からForza(mf08)で通り抜けた

時折舗装になる

眺望ポイント この辺り

奥の山は浅間山

こちらの奥の山は草津白根山

ここは崩れがあった場所で開けている

林道の最深部で突如現る舗装(林道あるあるw)

三才山峠が近づくと荒れてくる
ビグスクで必死に進んだことを懐かしく思い出す・・・(((( ;゚д゚))))

そして三才山峠に到着
この下を通る三才山トンネルは有料道路だったが、2020年9月1日に無料開放された
因みにこの有料道路、1976年開通時は2006年が償還期限だったがその後訳の分からん屁理屈wにより
2021年まで延長され、度重なる利用者からのクレームにより渋々1年前倒しした経緯がある(なんのこっちゃw)┐(´д`)┌

西側の眺めがよく、

R254が見えた

ここで目線を左に向けると何やら面白いものが (゚o゚) (ピンボケですがw)

フラットダートを進むと、

トレイル路への入口がある(GoogleSVあり)

では今回のターゲット烏帽子岩へ
0.4kmなら特に問題ないだろう

前半は高低差もなく踏み跡もしっかりしていて歩きやすい

再び案内板が現れた                      おっ、あと100m。これなら楽勝!  と思った矢先、

ここから急斜面の山登りに変わった (- -;)
トレッキングスタイルなら普通に登れるだろうが、ブーツなのでかなり苦労する ┐(´д`)┌

親切にマーキングされているので迷うことはないが、上に行くほど急になる (- -;)
写真からでも結構伝わるのではないだろうか。足首が痛くなるほどの傾斜 

だがここまで来て引き返す訳にはいかない 何度も休憩し息を整えつつ、

足をスキーの様にハの字にし、木を支えにしながら必死に登る!

やっとのことで稜線まで上がった  (・∀・)ⅴ
案内はないが方向的にここを左に行けば目的地のはず

そして岩場に到着

お~素晴らしい眺望だ! (^O^)
松本市方向を望む

これは御嶽山かな

こちらの写真 拡大すると

県62(美ヶ原公園沖線)の思い出の丘が見えた

肝心の烏帽子岩は手前の松林の下にある
最初はこれが烏帽子岩とは分からなかった

こちらは林道の方向で

ここが先ほど烏帽子岩が見えた地点

そんなこんなで林道に帰還
先ほどの急斜面の下りはさほど問題なかった

少し進むと烏帽子岩が見える

右側の松林に居たのだが、方向的にこの形には見えなかった
でも近くまで接近できたので一応満足 (´∀`*)

念願を果たした後は楽しく進み、

出口が見えてきた

林道を出て振り返っての図 地理院地図 Google MAP
左が今走ってきた蝶ヶ原線 右側は県464だが長期閉鎖中 少し先で崩れているようだ

こちらにも同じ看板があるが倒れてしまっている~  ┐(´д`)┌

県464を武石峠へ南下する
舗装なのだがほぼダートと化している
ただ車両が通るようで幸い倒木は処理されている

県62に出た 地理院地図 Google MAP

さてここを左折し上田市方向へ下りたいのだが見ての通り通行止看板あり
これについても事前にgoggleさんからコメント頂いていたので承知済みだが、とりあえず行けるとこまで行ってみる

つづら折りを順調に下り危なそうな区間を通過し、もしや・・・と思った矢先 無情の封鎖 ┐(´д`)┌ 現在地
敢えてここで閉鎖するということは何としても進ませたくない意志の現われか。
構造的には単管パイプの組合せなので工具1つあれば・・・とも思ったが、首尾よく崩落箇所を抜けられてもその先のゲートでジエンドだろう
無駄な手間と時間をかける余裕も無いので潔くUターンする

もともと蝶ヶ原線を往復する覚悟でいたが、一応こちらも確認しに来た 地理院地図 Google MAP
と、左側が良い意味で予想を裏切る状態で・・・(ロープの弛みがいい感じw)

ということで無事通過
クリアできると思っていなかったのでこれは本当に助かったー (´∀`*)

現場写真がある 単なる法面崩れなので比較的早く復旧しそうな感じ

因みに錠前はこんな感じ これは初めて見た MUL-T-LOCK  ロゴマークが秀逸だw
テロ多発地域「イスラエル」で誕生したメーカーで、あのASSA ABLOYグループの傘下にあるとのこと
ピッキングや破壊に強いことで有名らしいがここに使うのはややオーバースペックな気が (- -;)

  これまたマニアの心をくすぐる不思議な鍵穴

その後は県62(美ヶ原公園沖線)を進み、

駒越林道へ 地理院地図 Google MAP

上部の荒れ荒れは健在
初めてアフリカで来た時はいつコケてもおかしくない状況で2足2輪で必死に通過したな~ (((( ;゚д゚))))

景色は良い (´∀`*)

少し下るとフラットになる

ここは去年来た時伐採作業中だったが、ひと段落したようだ

無事下まで下りられた (^O^) 地理院地図 Google MAP
万が一このゲートが閉鎖だとマジでシャレにならなかったのでこれでようやく一安心・・・(´∀`*)

この駒越林道、松本電気鉄道株式会社の所有のようだが調べてみると
・1958年に松本電気鉄道㈱が開設し、美ヶ原山頂へのバス運行に利用
・その後この路線は廃止され、松本電鉄(現アルピコ交通)の管理下になる
・その後地元財産区へ敷地返還が為され、現在は特別地方公共団体である入山辺・里山辺財産区の管理下にあるらしい。
・冬季は県62が閉鎖されることから、王ヶ頭ホテルが送迎用にマイクロバスでこの林道を使っている。

以上で今回の探索は終了
あとは扉峠経由でR142をひた走り小諸i.c.から帰還した
本日の走行距離371㎞ 最後はいろいろあって長かった~




探索後記:

今回は絶景の峰街道、楽しい二重沢線、安定の四阿屋線と大洞線、そして走り応えある蝶ヶ原線と

とても充実した探索となった 最後の脱出劇は実にラッキーな一幕だった

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