新年走り初めは伊豆の林道探索プロジェクトの第4回目
天城峠の北東部を探索することにした
なおこのエリアは林道ロマンさんのこちらの記事を参考にさせて頂いた
今回の入口はこちら 地理院地図 Google マップ
事前の調べで伊豆お決まりのこのタイプのゲートがあることは知っていた
ここもゲートの格子が一部広がっており サイズは前回と同じ
幅:40㎝ちょい、 縦:105㎝
では脇をチェック
ポールとの隙間は人が何とか通れる程度
なお看板のある右側一帯には白いワイヤーで柵が張り巡らされているのでこちらは不可
左側は意図的な倒木があるが、タイヤ一本分のラインがある
サーロンならステップを畳んで何とか通れたがバイクだと厳しい
お決まりのナンバー錠
では林道へGO!
この林道は筏場林道というらしい
すぐにダートになり
分岐に到着 地理院地図
左側が本線で、右側は筏場支線林道入口の看板がある
2つの道は地図で分かる通りしばらく先でまた合流する
どちらで行っても距離的にはほぼ同じだが、今回は若干短そうな支線林道の方に行く
よく使われているようでフラットだ
開けた場所もあり走りやすい
路肩には苔むした場所もあり神秘的な雰囲気だ
分岐に到着 地理院地図
本線は右側だがやがて行き止まり、左側を進む
この道は軽石林道という
こちらもフラットで走りやすい
整然とした杉林を進む
木漏れ日が美しい
こちらも開けた場所があり走りやすい
分岐に到着 地理院地図
最初の分岐で分かれた筏場林道とここで合流した
「軽石林道3.4㎞」の杭がある
では筏場林道を南下する
この辺りから雪が目立ってきたが
粉雪に薄く覆われている程度なのでグリップに変化はない
むしろ見た目の路面変化が楽しい
ほどなくして急に開けた
ここは十字の交差点になっている
左側は天城(戸塚)林道
直進方向は相変わらずフラットダートが続いている
ふと横を見ると何やら新しい道がある
目を上にやると、
山肌に道が見える
そう、この分岐の右側こそ今回の探索のメイン舞台となる新設林道
その名も「天城(岩尾支線)林専道」だ!(・∀・)ⅴ
この道は林道ロマンさんの記事で知ったのだが
航空写真で見ると完抜きしているようなので今回向かった次第
序盤はアスファルト敷き
日陰は薄くだが雪が残っているので慎重に下る
痕跡は動物の足跡のみ
そしていきなりの眺望!
富士山がきれいに見える、これは感動だ!
ここは最近完成した部分で地理院地図には記載が無い
こんなダイナミックな光景が見られるとは思わなかった
そう言えば夏に行った別又僧ヶ岳林道もこんな感じの風景だったな
一旦沢まで下ってゆき、
その後対岸を登ってゆく
ここには標石があり 林道ロマンさんのこちらのページに載っているもの
少し下るとダートになる
対岸を登ってゆくと一部コンクリ舗装
あそこが先ほど居た標石がある場所
舗装は要所のみですぐダートになる
法面はさすがに最近施工されただけあってしっかりしている
・
平成7年度の標石があった、表示は林専道ではなく天城(岩尾支線)林道
この辺りまできて一旦工事がストップしていたのか、と思っていたがそうではなく
林専道を作ってこの道と筏場林道を繋げた、ということだ
伐採された日当たりの良い場所
行く手にはこれから進む道が見える
こういう光景は大好きだ!(^O^)
砂利は薄く走っていて気持ち良い
再びの富士山スポット!
駿河湾も見える
山肌に見えるのは西伊豆スカイライン
その奥には南アルプスも見えた
一定の距離に標石が続く
3度目の富士山スポット
日陰には雪が残るが薄いのでしっかりグリップする 実に楽しい!
4度目の富士山スポット
う~む すばらしい・・・(´∀`*)
以前山梨の林道を走っていた頃は富士山をよく眺めていたが全て舗装だった
やはりダートから眺める富士山がよいね~(・∀・)ⅴ
西伊豆スカイラインと南アルプス
駿河湾
やがて下りとなる
この辺りは法面補強されていないので危うい感じだが、
片付けられているためか車道に落石は無かった
繰り返し現れる雪面が楽しい
平成元年度の標石、歴史を感じさせる
ちなみに自分がちょうど小学校に入学した時だな~・・・
実に走りやすい道を快調に下る
分岐に到着 地理院地図
昭和62年度の標石がある
ここまでが天城(岩尾支線)林道
接続した道は岩尾支線林道
ヘアピンをターンして東方向(写真奥)へ進む
5度目の富士山スポット
手前から湯ヶ島、月ヶ瀬、修善寺の温泉街が見える
そして6度目の富士山スポット Google マップ
ここが一番よかった!(^O^)
西伊豆スカイラインと南アルプス
終始順調に下ってゆくと
分岐に到着 地理院地図
岩尾林道に出た
ここにはStreet Viewがある
この林道の両側にはパイプゲートがありサーロンでも無理な感じ
Street View CARが来た時は開放中だったらしく今や貴重なStreet Viewが見られる
では引き返すことにしよう
ここまで走行距離17㎞、バッテリー残47%
どちらかというと登りが多かったのでたぶん大丈夫だろう
先ほどの富士山スポットで十分眺望を楽しみ、
ヘアピンを右に入り天城(岩尾支線)林道へ
うーん、今日の道は実に素晴らしい!
快調に登る
時折現れる雪面が楽しく飽きがこない
この富士山スポットが丁度良い休憩になる
ご覧ください、この魅力的な線形を! (・∀・)ⅴ
雪があるので道筋がハッキリと分かり、否が応にも興奮が高まる!
ハッキリ言おう、この道は素晴らし過ぎる!!(´∀`*)
地図では分からず現地で体感するのが高低差と眺望
こういう予想外の景色が楽しめるのが林道探索の醍醐味だ
筏場林道に戻ってきた
左折する
分岐に到着 走行距離27.6㎞、バッテリー残16%
帰りは筏場林道本線を行ってみたい気はするが、何かあるとバッテリー残量的にヤバイ (- -;)
のでここはおとなしく往きと同じ軽石林道へ、左折する(三筋山の悪夢以来、ビビッてますw)
サーロンの場合、”来た道が帰る道”が基本です
安心してダウンヒルを楽しむ
分岐を右折して筏場支線林道を下る
筏場林道と合流
ゲートに帰還
ということで本日の探索はこれで終了
走行距離33.2㎞、バッテリー残10%
まったく同じ道を行って帰って来たので距離は34㎞になるはずだが、サーロンの距離計は結構あいまいな感じだ
まぁいずれにしても冬場は距離に気を付けて走るということだな。
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探索後記:
いくつも富士山スポットがあって眺めを楽しめたのが一番だった。
雪があったのは少し意外だったが、楽しく走れる程度でよかった。
なお伊豆の林道探索プロジェクトは次回で終了の予定
はたして雪中行軍となってしまうのか? 乞うご期待w
コメント一覧
伊豆探査お疲れ様でした~
いや~新年早々、素晴らしく興味深いレポートでした!
大展望、林道ストレート、富士山、広がる海!
お腹一杯に成りました(^^)/
伊豆にも雪が有るのが、チョット新鮮です!
このルート行きたいけど、ゲートが・・・
何人か居れば突破可能ですかね?
雪中行軍wぬまさんの得意なヤツw
ロシア軍に見付かって戦死しない様にお願いします(^^)/
ザビエルさん
お腹一杯になって頂けて良かったです(^^)
あのスカイラインダートは過去に走った林道の中でもベスト3に入るくらい良い道でした!
伊豆の山は毎年それなりに積もるみたいです
あまり深いと困りますがこれくらい薄いと楽しいですね!
あそこの入口、実はバイクで攻略できそうなのですが詳細はあえて伏せてあります
春になったら新兵器で真っ先に突入する計画なのでお楽しみにw
ぬまさんは面識ないのですが確かクサリの使い手ですよね?w
ここは作業している形跡はありませんでしたが、見つからないのに越したことはありませんからねー
おお!!益々新兵器が気に成りますね~
予想が付きましたが、取り敢えず伏せて置きます!
そうです!鎖の達人ですね~ぬまさんは、真冬の野麦峠や、厳冬期の日本最高所標高1,900mの濁河温泉にバイクで何度も行ったと言う凄い人です(^^)/
しかも、毎回超薄着と言う・・・シベリアのロシア軍もビックリの超人です(笑)
いい道ですね。富士がこれだけ見れると脇見ばっかりしそうです
それにしても伊豆の林道は幅員といい、砂利敷きといい
とても整備が行き届いているように見えます
綺麗なところを選んで写真を撮ってます?
トリKさん
ここはかなり良い道ですよ!
こんなに眺望があるとは思わなかったので感動的でした(^^)
そうなんです、伊豆の林道は全体的によく手入れされている印象です
なので写真の通りの感じですよ、荒れている所があれば撮るようにしてますので。
あとは地形的/地質的に崩れにくいというのが大きいのでしょうね~
ここは今度バイクでTRYしてみようと企んでいますw