静岡県/伊豆の林道Ⅲ・諸坪峠東側~天城峠西側_’22-12-31

新年一発目の記事は伊豆の林道探索プロジェクトの第3回目(と言っても走行は昨年末大晦日)
第2回の時に持ち越しとなっていた諸坪峠東側を探索する

今回の入口はこちら 地理院地図 Google マップ
Street Viewがあるが現在はこの様にゲートが新設されている
こちらもトリKさん記事に写真があったので事前にシミュレーションができていた
トリKさんありがとうございました。(^O^)

ここもゲートの格子が一部広がっており サイズは前回と同じ

横:40㎝、                            縦:105㎝

では脇をチェック
左側は単管バリケード その外側は崖なのでサーロンだと危ない感じ

反対側はやや甘めw

申し訳程度に置き石があるがサーロンなら問題なし

ちなみにバイクの場合、3人がかりなら何とかいけそうか・・・

錠前は伊豆お決まりのナンバー錠w

ハイ、では林道へGO!

ちなみにサーロンの両側にある支柱はStreet Viewに映っている旧チェーンゲート

今の状態よりもこちらの方が脇が無く難易度が高かっただろう

少しだけ舗装が続き

すぐにダートになる

そして橋を渡ると分岐がある  地理院地図
まずは諸坪峠を目指すので左側へ

この道は荻ノ入林道というらしい(林道ロマンさん記事による)
四輪がよく通っているようだ

ヘアピン部など一部舗装を挟む

整然とした杉林

こんな感じの路面だと安心して楽しく進めるのが良い (・∀・)ⅴ

上に上がるにつれてフラットになってきた

こういうカーブの先に何が待っているのかな、とワクワクしながら進む(^O^)

峠が近づくと例の新設林道が見えてきた

約1ヶ月ぶりの諸坪峠に到着

現場はきれいに片付けられていた

前回なかった標柱がある
ん? 延長145.0m? ということはあのドンつきで終わりなのか?

様子を見てみたが前回と変わりない模様
さすがにこれで終わりではないだろうから、今後に期待しよう

峠の三叉路もきれいになっている

見に行かなかったがプレハブも撤去されているのだろうか・・・

では来た道を戻ろう

冬枯れの林道もまたオツなもの
見通しがきくので走りやすい

自然土で開けている、最高だ!(・∀・)ⅴ

軽快にダウンヒル

驚いたことにまだモミジの葉が残っていた (゚o゚)

分岐に戻ってきた 地理院地図
左折し本日のメインロードへ

こちらは二本杉林道という
先ほどよりもやや荒れで楽しく登る

ワサビ田があった
収穫したワサビは中央に見えるレールで下ろしているようだ

こんな広場もありよく使われている道のようだ

石畳のような箇所もあり路面変化が楽しい

お立ち台広場  Google マップ
キャタピラの跡がある
奥の山は先ほどの諸坪峠方面

これは例の新設林道だと思う

この日は終始くもりなのがやや残念だったが、ここはなかなかだった (・∀・)ⅴ

標石があった

しっかりとした路面が続く
車両の往来が多い感じ

そして今回のベスト眺望地点  Google マップ

相模灘を見渡せる

これは新島かな

これは利島かな

分岐がある 
これは地理院地図には記載がないが航空写真だと確認できる Google マップ

チェーンはずっと下がったままのようだ               大峰林専道というらしい、気になるがまずは本線を進む

そのすぐ先で路盤流出があった  Google マップ
ここでアウトかと思いきや、

よく見るとキャタピラ跡がありそこだけならされている
ゴロ石が大きいので慎重に通過

標石が続く

ほどなくしてフラットになった 一度道が途切れているのにおかしいな・・・
なぜか、はこの先分かる

分岐に到着  地理院地図
補修用と思われる石が積んである

南下する道は河津本谷林道支線

この道を使って作業車は入ってきているようだ これが先ほどのフラットだった理由

この道を下ってゆくとトリKさん記事にあるこのゲート↓に着くようだ(宗太郎杉林道の奥)

でも何やら嫌なものが見えるw ので本線を進む

ちなみに予想以上にバッテリーを使ってしまった場合など、この道をエスケープルートとして使えると考えていた
それもトリKさん写真のおかげです、再びありがとうございました。(^O^)

本線は良い路面が続く(ちなみにここまでの走行距離20㎞、バッテリー残44%)

この先は林道ロマンさんも踏み入れていない区間
誰かの二番煎じじゃないですよ、本邦初公開!(・∀・)ⅴ (たぶんw)

第二眺望地点

たぶん右端は神津島、中央の低いのが式根島、左端は先ほどの新島だろう

新島の奥に見えるのは三宅島か

こちらはR414 鍋失トンネル出口付近 Google マップ

標石あり

徐々に”廃”の雰囲気が高まる

ほぼ使われていないようだが道はしっかりしている

第一崩落個所

若干の土木作業と倒木撤去でラインを確保  サーロンだとこの程度で何とか進める
でもナイフエッヂでタイヤを切らないように慎重に

廃林道は何が待ち受けているか ハラハラ ドキドキ ワクワク の連続だ

第二崩落個所 ここはノータッチで2足2輪でクリア

几帳面に標石が続く

そして迎えた終点、地理院地図通り 

すぐ先にはR414 車の往来が見える

ちなみにこの先はかなりの急斜面、歩きでも厳しそうだ
正直国道に出られればと期待していたのだが、残念・・・(- -;)

ここまでの走行距離23.4㎞、バッテリー残35%、たぶん戻れるだろう

第一崩落個所を通過

この苔むした道が何とも言えない最高の雰囲気を醸し出している
こういった道を走れただけで満足だ (・∀・)ⅴ

眺望を楽しみつつ

分岐を通過
ここをエスケープルートとして使わずに済んだのはよかった

再び路盤流出箇所
写真だと分からないが結構深く、石が大きいので登るのは押しでクリアした

大峰林専道分岐 地理院地図
もちろん気になるが、ここを入ってしまうとバッテリー的にたぶんアウトなのでスルー

最初の眺望地点を望む
足元は見事なワッフル構造だったのだね

でその眺望地点から  この日最後の眺めを楽しむ
ここまでの走行距離30㎞、バッテリー残15%、この先は下り調子なのでもう心配ない (・∀・)ⅴ

改めてこの区間は程よい勾配と路面状態、
開けていて見通しもきく、走っていてほんとに楽しかった (´∀`*)

あとは軽快にダウンヒルを楽しみ (^O^)

最初の分岐に戻った
左折する

ゲートに帰還

ということで本日の探索はこれで終了


走行距離37㎞、バッテリー残7% やはり寄り道しなくてよかったな
この残量で40㎞いってないということは寒さのせいだろう
ザビエルさんの言う通り、冬場は気を付けないといけないな・・・




探索後記:
前回持ち越しとなっていた区間を走破できたので満足だ
サーロン導入以来、崩落やバッテリー切れを恐れての引き返しが多く
悔しい思いをしてきたが、今回初めて地図上の終点まで行くことができ良かった。
なお伊豆の林道探索プロジェクトはあと2回ほど予定しており
雪が降り始める前に完結させたいと思っている。(雪道も楽しいけどねw)

コメント一覧

  1. 遠地探査お疲れ様です!

    大晦日に探査とは、かなり頑張ってますね~
    凄いです~頭が下がりますm(_ _)m
    でも、大晦日だと林業関係者が居ないので、意外と狙い目ですかね?

    毎度、ゲートと鍵の詳細レポート有難う御座います(^^)/
    歴史有る古くから有る林道だと、鍵やゲートも時代に合わせて変わるので
    油断出来ません・・・。
    Kさんも探査してましたが、伊豆も林道が色々有って楽しみですね!
    熱海の上に、草原林道が有ったと思いますが・・・場所忘れてしまった(^^;

  2. ザビエルさん

    >大晦日だと林業関係者が居ないので、意外と狙い目・・・

    その通りです!伊豆の林道は車両が多く入っているようで
    特にここは峠付近で工事中でありこの日に片付けておこうと思っていました

    ゲートの詳細はトリKさん記事にとても助けられたので、
    後に続く方のためにもしっかり残しておこうと思いました
    あと伊豆のナンバー錠は可変式ではないので、もしかするとどれも同じ呪文なのかなと思ったりw
    ゲートの守りは基本的に徐々に強固になりますから、やはり最新の情報が欲しいですね~

    伊豆の主だった所はこれでだいたい周りましたが、
    中にはバイクでも行けそうな所があったので春になったら再訪しようと思います
    熱海の草原林道は気になりますね~
    その少し北にある湯河原の白銀林道はいつか記事にしたいと思っています(^^)

  3. 荻ノ入林道はとても整備された道だし
    二本杉線も眺望がよくて開放しほしいなーと思います
    当時はどこを周ってもゲートに阻まれた記憶がありますが
    サーロンだと全部周れてしまって幸せですね(^^)

    • トリKさん
      ここは伊豆の林道の中でも最もフラットなエリアでした
      二度に分けて探索した甲斐がありました~
      何とかして呪文が分かれば・・・なんですけどねw

      ここはサーロンの実力が発揮されて満足でしたが、
      それもトリKさんの写真のおかげですので感謝しています(^^)
      新設林道の件もあるのでいつか再訪すると思います

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